2024-09-17
2024年9月、第2週目のM&A情報!すかいらーく、コクヨ、ダイドードリンコの M&Aを紹介!色々なM&Aスキームにも注目です♪
本日は、ガストなどファミレスチェーン店の運営をしている、「すかいらーく」、
文具などの「コクヨ」、自販機飲料の「ダイドードリンコ」のM&A関連情報を解説!
今回は、買収、事業譲受、会社分割とバラエティに富んだM&Aになるのでぜひ、経営戦略に役立てる内容になっているのでチェックしてくださいね!
早速こちらからいきましょう!
Q1.ガストやバーミヤンなどのファミレスチェーン店で有名な「すかいらーく」グループがM&Aをしたみたいだけど、どのような会社をM&Aしたのでしょうか。なのでしょうか?
■北九州のソウルフードとしてのブランドを確立している
「株式会社資さん」の全株式を240億円で取得する株式譲渡のスキームで買収したようですね。どのようなシナジーを狙ったM&Aだったか見ていきましょう。
「株式会社資さん」は、福岡県北九州市に本社を置く会社で、うどんは讃岐うどんよりもやわらかくもちもちとした食感が特徴で、ごぼうの天ぷらや甘く煮込まれた牛肉などをのせるトッピングも人気!
セルフ式ではなく、席に着席して注文するフルサービス型!大型道路沿い、大型店舗での展開も可能な飲食業態ですね。
一方、「すかいらーく」は、1962年に創業。
1970年にファミレス「すかいらーく」1号店を東京・府中市に開業!
今や、日本を代表するガストやバーミヤンなどの、巨大ファミレスチェーン店を展開しているね。
その強みは、
①⾃社独⾃の効率的なサプライチェーン
②多彩なブランドとメニュー
これですね!
では、なぜ、九州のうどん屋さんを買収したのでしょうか。
その狙いは、ズバリ!
①多数の業態を持てば、同じ地域により多くの店舗を出店できる。
②同一地域に多くの店舗を構えることで、配送効率が高まる。
③既存店ファミレスからの、うどん店への業態転換が期待できる。
しかし、今回の買収では、株式会社資さんの純資産額、約24億円に対して、
買収価額は240億円!これを投資額を回収できるだけの見込み利益を生み出せるのかがポイントになってきそうだよね!
Q2.文具で有名な「コクヨ」が事業の譲受けをするみたいだけどどのような事業を譲受け、M&Aをするのでしょうか?
■グラフェンユニファイ株式会社が保有する、シェアオフィス施設向けの運用サービスの一部事業を譲り受けるようですね。どのようなシナジーを狙ったM&Aだったか見ていきましょう。
「グラフェン ユニファイ株式会社」は2018年に創業した会社で、不動産業務の「リーシング」から「テナント管理」まで一気通貫業務領域に応じた最適なソリューションサービスを提供しているIT会社だね。
コクヨは、現在社完全子会社であるコクヨアンドパートナーズ株式会社を通じて、
シェアオフィス運営受託事業の拡大を目指していたところ、グラフェンユニファイが保有するシェアオフィス施設向けの運用システム「Armada SO」の事業を譲り受けるようだね。
具体的なシナジー効果としてコクヨは、「フレキシブルオフィス市場は、今後も一定の成長が見込まれることに加え、
①地方自治体における創業支援や遊休不動産の利活用、
②オフィスビルの共有フロアの活用拡大
など、シェアリングスペースを開設する動きが続いており、新たな市場機会がある」
として、
自社のシャアオフィス事業とIT領域を掛け合わせて、
より市場を取っていきたい思いがあるようだね。
Q3.自販機飲料のダイドードリンコが、株式分割と定款の一部変更をするようだけど、なぜそんなことをするのですか?
■投資単位当たりの金額を引き下げることにより、投資家の皆様がより投資しやすい環境を整え、株式の流動性を高めることと投資家層のさらなる拡大を図ることを目的があるようですね。どのような狙いがあるのか、見ていきましょう。
ダイドードリンコは1975年創業で、
国道沿いのパーキングやガソリンスタンドで缶コーヒーを発売するところから始まった会社だね。
現在では、製造と物流を外部の協力企業に委託する「ファブレス経営」を採用し、自販機での売上が80%という凄い会社!
2023年度の連結売上高は2,133億円、営業利益は37億円の会社ですが、株式分割の狙いは。
2024年から始まった、NISAにより少額の投資ができるような投資環境を整える目的があるようですね。
この動きは様々な上場企業でも。自動車販売のスズキ、カップラーメンで有名な日清食品も株式分割をしたようですね。
本日はここまで!皆さんは、今回の3件のM&A関連事例でどのような感想をお持ちですか?
是非、コメント欄で、ご気軽に聞かせてくださいね。
いかがでしたか?
本日は、ガストなどファミレスチェーン店の運営をしている、「すかいらーく」、
文具などの「コクヨ」、自販機飲料の「ダイドードリンコ」のM&Aについて、簡単に解説いたしました。
次回も、M&Aに関する最新ニュースをお届けしていくから
楽しみにしていてね。