経営戦略に役立つ最新のM&A情報！vol.10注目のM&A３選！2024年注目のM&A、毎週チェックしましょう！

今回ご紹介する情報は、概要欄にも色々と内容の濃い情報を紹介しているから、毎週チェックしてくださいね！まずは、こちらから。

Q1.ファッション事業を行う「オンワード」がM&Aを
行うみたいだけど、どのような会社を買収するのでしょうか？

■「カジュアルファッション事業を運営する「WEGO」をを完全子会社化すると発表しましたね。どのようなシナジーを図る目的のM&Aだったか見ていきましょう。

カジュアルファッション事業「WEGO」は1994年創業で、10〜20代の「Z世代」を中心とする若年層が主な顧客だね。
ショッピングセンターやファッションビルなどで約170店舗を展開。
ウィゴーの2024年2月期の売上高は283億円、営業損益は4400万円の赤字だったけど、2025年2月期には売上高約300億円、営業損益は5期ぶりの黒字転換する見込みのようだね。
そしてオンワードは、1927年に大阪で創業した会社で概要欄に張り付けている通り、様々な女性ファッションブランドを展開しています。
そんなオンワードは、2023年にWEGOの発行済み株式総数の20.27%を取得していたが、2024年9月27日に残りの全株式を取得予定！
その狙いは、顧客の年齢層！オンワードの顧客層が30〜60代中心で、百貨店などに展開するオンワードHDとは
補完関係があると判断したようだね。
若年層に強みを持つウィゴーにDX投資などを進め、将来的に売上高を500億円規模に伸ばすことを目指すようですので非常にたのしみですね！

Q2.ビールで有名なキリンが、完全子会社化を図るM&Aをするようですが、
どのような買収をする予定なのでしょうか？

■健康食品大手の「ファンケル」を約2200億円で買収する予定の
ようですね。どのようなシナジーを図るM&Aになるか見ていきましょう。

神奈川県横浜市に本社を置くファンケルは、1981年に創業し、化粧品・健康食品の製造・販売を行っている
会社でファンケルの2024年３月期は1108億円の売上、純利益は88億円のようだね。
そんなファンケルを、なぜビール製造会社であるキリンが、完全子会社化を行う、買収を行ったのか。
それは、ビール業界を取り巻く世界の状況にあるようだね。
世界保健機関（WHO）は「アルコールの有害な使用を低減するための世界戦略」を示すなど、世界では適正な飲酒を求める声が強まっており、ビールを含むアルコール飲料の
世界市場の今後は予断を許さない状況のようです。
また、キリンの2023年12月期の連結売上が2兆1343億円。主力のビールなどの酒類が1兆451億円と約半分を占める一方、健康食品関連の「ヘルスサイエンス事業」は1034億円だったようで、今後はヘルス事業にも力を入れていく意味での売上市場を確保する、シナジーを狙ったM&Aだったようですね。
今後は、ヘルスケア部門の売上を、10年以内に23年12月期実績の5倍にあたる5000億円に引き上げ全体売上の2割を稼ぎ出すのが目標のようですので、楽しみですね！

Q3.1990年代にスターバックスカフェを日本に広めたサザビーリーグが
事業を譲り受ける形でM&Aをすることを決めたようですが、どのようなM&Aなのでしょう？

■株式会社newnのブランド事業「COHINA」を事業譲渡の形式で
M&Aをするようですね。どのようなシナジーを狙ったM&Aだったか見ていきましょう。

株式会社newnは、2017年に設立された会社で、アパレル・食・コスメ・アクセサリーといったD2Cブランドの企画・運営をしている会社だね。
今回、事業譲渡をする「COHINA」は、身長150cm前後の小柄女性に向けたブランド。
一方で、サザビーリーグは、あのスターバックス事業を1990年代に一気に日本で広めた実は凄い会社！
スタバの日本第１号店は１９９６年に銀座でオープンした店舗でしたね。2014年にアメリカのスタバ本社にその後事業を売却。
※詳しくは概要欄に張り付けているサザビーリーグのｈｐまで♪
そんな、サザビーリーグが新設する株式会社EGBAが「COHINA」事業を譲り受け、サザビーリーグが保持するクリエイティビティ・ものづくり・オフラインコミュニケーション・海外展開などのノウハウを活かし、更に、事業規模を大きくしてくようだね。
本日はここまで！皆さんは、今回の３件のM&A事例でどのような感想をお持ちですか？
是非、コメント欄で、ご気軽に聞かせてくださいね。

いかがでしたか？本日は、
2024年９月の第１回目、今回は、ファッション関連事業を行う「オンワード」、お酒のビール販売で有名な「キリン」、そして、日本でスターバックスを普及させた「サザビーリーグ」のＭ＆Ａを簡単に解説いたしました。

次回も、M&Aに関する最新ニュースをお届けしていくから楽しみにしていてね。