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税金解説・簿記会計

2023-09-26

「ふるさと納税」が10月から還元率が悪くなる?


令和5年の10月からふるさと納税が不利になる!?
ふるさと納税のルールが変わったことで何がどうかわるか『となっぴー』に解説してもらいましょう。

そして、今回の動画の目次はこちらになります!
Q1:そもそもふるさと納税って何?
Q2:10月からふるさと納税の何がどう変わるの?
Q3:諸経費が増えるとどうなるの?
Q4:ルール変更への対策は?

Q1.そもそもふるさと納税って何?


ふるさと納税は、生まれた故郷や応援したい自治体に寄付することにより、所得税や住民税が控除される制度なんだ。
寄付額に応じて自治体からは、名産品などのお礼の品が届くよ。

 

Q2.10月からふるさと納税の何がどう変わるの?

ふるさと納税には5割ルールといって、お礼の品にかける諸費用を寄付額の5割以下にしなければいけないというルールがあるんだ。
諸経費には、名産品の費用や送料、広告料、ふるさと納税ポータルサイトなどが含まれる。この5割ルールが10月から変更になり、諸経費に含まれる項目が増えてしまうんだ。

・ワンストップの特例事務の費用
・寄付したことを証明する受領証明書の発行手数料
・寄付したことを証明する受領証明書の郵送手数料
・その他の付随費用

また、ルール変更に伴う調整でこれまで寄付できた商品・サービスがそもそもなくなってしまうことが予想されるよ。
例えば、「その都道府県を産地としない原材料を使った食べ物を扱ってはいけないこと」や「グルメポイントの一部制限」など、「地場産」の定義が新ルールでは厳しくなるんだ。

 

Q3.諸経費が増えるとどうなるの?


諸経費の項目が増えることで、10,000円を寄付した時に3,000円相当のお肉1kg(名産品)が送られてきていたのに、800gしか送られてこなくなるんだ。
さらに、量で調整できない名産品は、寄付額を上げなきゃいけなくなるんだ。

 

Q4.ルール変更への対策は?


現時点では、お礼の品の量も寄付額も上がっていないんだ。
でも、10月の新ルールによって、これまで人気のあったお礼の品の「質の低下」・「量の減少」・「寄付金額の上昇」が考えられる。
だから、ルールが一新する令和5年の9月末までにふるさと納税を行うのがおすすめだよ。

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